RD201のQ&A

補聴器をうまく使いこなすコツは?

聴力の低下は「小さな音が聞こえない」というだけではなく、「どんな音が聞こえにくい」、「音は聞こえるけど、言葉がはっきりしない」といったように様々な形で表れます。

補聴器はこうした耳を補うものですが、昔聞こえたのと同じように聞こえる、つければすぐ快適に使えるという訳にはなかなか行かないのも事実。

補聴器を使いこなし、効果的な補聴効果を得るためには、いくつか大切なポイントがありますが、なにより聴力、使用環境に適した補聴器の選択が、使いこなしの第一歩です。

「補聴器をつけると雑音が聞こえる」、よくこうしたお話を耳にしますが、これは「今まで聞こえなかった雑音が聞こえるようになった」ということです。

私達は様々な音の中で生活をしています。中には危険を察知するために必要な「雑音」も含まれ、こうした音をキャッチすることも、補聴器の重要な役割です。

補聴器を使用していくなかで、どうしても耳障りになる音や、会話の妨げとなるものについては調整により抑え、装用感の良い補聴器としていく必要があります。

装用を開始する際は、使う環境にも注意が必要です。騒がしい場所で補聴器の装用を始めると、「うるさくてつけてられない」ということにも。

最初は自分が聞きたいと思う音に注目するように、例えば静かなところでご家族と話してみる、時計のような単調な音を聞いてみるといった具合に、補聴器から耳に届けられる音に馴染んでいくとよいでしょう。

はじめのうちは補聴器を長時間装用していると、ちょっと疲れが出ることがあるかもしれません。こうした時は補聴器を一度外し、しばらく休憩して下さい。

補聴器の取り外しもちょっと戸惑うことがあるかも知れません。電源を切った状態で、カーペットや畳のように、下が柔らかいところで取り出しの練習をしてみて下さい。耳に入りづらいという時は、耳たぶを少し引っ張ると、耳の穴がまっすぐとなりスムーズに納めることができます。

自宅での装用の慣れてきたら、ご近所に散歩や買い物で外出する際にもつけるようにしてみましょう。周りの音はどうか、店先やお隣の方との会話はきちんと聞き取ることができるかをお試しいただき、疑問や不満に思うことがあれば、販売店にご相談下さい。

使う範囲を段々と広げていくこと、気になったところを販売店に伝え調整を重ねていくことが、補聴器をご自身の耳にぴったり合わせるコツです。あまりあせらず、「どんな時はいいが、こんな時は良くない」といったことを確認しながら、補聴器をご自身のものにして下さい。